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こんにちは。かえでFAです。日本でも猛威をふるう、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。
本日は、事業承継のマーケットにおけるその影響について、小職なりに考えてみました。
まず、起きうることとして、下記が想定されるでしょう。
1.からみていきましょう。新聞各社でも取り上げられていましたが、既に大型M&Aにおいて、買収の延期等の発表が出始めています。
世界規模COVID-19の影響を受け、ビジネスに多大な被害を及ぼしている訳ですから、このような判断がでるのは当然のことだと思います。そしてこの流れは、国内の事業承継のマーケットにも影響が出るでしょう。
M&Aというのは、事業投資です。投資ですから、投下した資本が翌年には増えていなければいけません。従って、将来に対するイメージが不透明になれば、お金を出す側は当然に厳しい目でその事業を見ることになります。それが、どんなに堅調なビジネスであっても、です。これまでの事業承継のマーケット環境は、一般的に売り手1に対し買い手9と、圧倒的な売主有利でしたが、極端な話、1対1に近い状況まで市況が冷え込む可能性があります。
そうなりますと、今までの相場では5億円だったものが4億でなければ売れない、ものによっては半値でなければ成立しない、そのような状況になります。
2.ですが、このような状況になりますと、M&Aに慣れた事業者にとって、格好の市況になることは間違いがなく、彼らの相場感がフェア・バリューとなるでしょう。また、M&Aの業者数も減少するかも知れませんね。今までは良い会社であれば、極端に申し上げると、流すだけで売れるほど市場環境が活況だった訳なのですが、これからは売主・買主双方を納得させるうえで、どの業界でもビジネスをより深く見極める力・売主の強み・課題を深い次元で理解できるかが、M&Aに携わる全ての業者に問われるからです。
従って、売却を検討する経営者の皆様に申し上げたいのは、余程の理由がない限り、焦って売却を進める必要性はないということです。今だからこそ、改めて会社の強みの棚卸であったり、そういうことをされた方が良いと思います。お一人では難しいのであれば、当社がお手伝いいたしますので、まずはご相談ください。
当社は、世界的に有名なREFINITIV(旧トムソンロイター)のM&A成約件数ランキングに9年連続ランクインしております。
また、豊富な譲り受けニーズを保有しており、2005年の設立(M&A業界では老舗)以来、蓄積してきた豊富な譲り受け希望企業のニーズを保有しています。
事業の今後の成長性を考慮した事業計画作成による譲渡価額最大化や、補助金・税制の申請支援、M&A後の相続税対策、資産運用などのご相談も承ります。
M&Aアドバイザリー会社では珍しく弊社には営業ノルマがないため、弊社の都合でM&A実行を急がせることはなく、ベストなタイミング・譲渡候補先をご提案いたします。
まずは、M&A・事業承継に関する事例やお話だけ聞いてみたいという方もお気軽にご連絡くださいませ。
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