「社員と利用者様が安心・納得できる事を最優先に決めたM&A」

今回は、東海地区にて20年以上介護業を展開され、同県内の企業様に譲渡をされた会社のインタビューとなります。
円滑な統合を行うため、現時点では会社名を非公開とさせていただきます。

 

M&Aの検討を始めた背景を教えてください。

もともとは親族内承継を予定しており社長から私（取締役）が引継ぐ予定でした。しかし、経営者としてではなくプレイヤーとして動きたいという考えと、ゆくゆくは別の仕事もしてみたいという2つの考えを持つようになり、そこからＭ＆Ａを選択肢として検討するようになりました。

M&Aの検討を進めるうえで優先したことを教えてください。

金銭的な面はもちろんですが、理念や考えが合う方にお譲りをしたいと考えておりました。自分たちだけが利益を得るのではなく利用者様・従業員・社会へ貢献をするという理念の基に事業を展開してきましたので、同じ考えを持っている方にお譲りをしたいと考えておりました。

譲渡相手とのM&Aを決めた利用を教えてください。

お相手様の社風とお考えが一致したことです。もともとＭ＆Ａでの買収を検討している方に対しては、少し高圧的な面などがあると思っておりました。しかしお相手の社長と初めてお会いした時に、若いのに非常に優秀で丁寧な方だと印象を受けたのを覚えております。
またお話をしてみると従業員や利用者の方を大切にする社風からもシンパシーを感じ、決断を致しました。

M&Aの検討を進める上で大変だったことを教えてください。

普段の業務を行いながら書類や質疑応答に対応するのは大変でした。また、自分の親がこれまでやってきた事業を承継していただくという点においては、自分自身で引き継げなかったという悔しい気持ちもあったため、気持ちの整理をつけていくのも苦労しました。

M&Aが完了して、今のご感想を教えてください。

クロージングから日数が経っておらず、従業員への告知もまだなので具体的な変化はなくこれまで通りやっております。ひと段落し、気持ち的にも落ち着いておりますが、一方で引継ぎもあるため、最後まで気を引き締めていこうと思います。

かえでファイナンシャルアドバイザリーを選んでいただいた理由

ほかの仲介会社からはお手紙や電話のみのご連絡が多い中、かえでさんは直接足を運んでM&Aに関するご説明をしていただきました。また他社の提案と比べ、提案内容や資料がしっかりと作りこまれており、信頼できると判断し依頼を致しました。