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「M&Aという事業承継のかたち」

業種
建設・内装・設備工事
スキーム
株式譲渡
譲渡会社
新光電機株式会社創業者・代表取締役栗原 俊雄

新光電機株式会社(埼玉県和光市)は、自動制御盤や空調設備などの電気工事や配管工事を行っており、特に空調設備に絡む計装工事を得意としています。既存の得意先は大手工事業者が中心であり、長年の実績からも信頼が厚く、安定した受注を確保してきました。

今回は、創業者である栗原氏に事業承継に至るこれまでの経緯や当時の心境などについて、お話を伺いました。

 

創業の経緯を教えてください。

私は、実家が飲食店を営んでおり、学生の頃はよく父の仕事を手伝っていました。当時、酔ったお客さんを相手にする父の姿を見て、自分はあまりこの商売には向いていないと思い、夜間の専門学校に通い電気工学を学びました。
当初から独立することを考えていたので、21歳の頃にその前提で電気工事会社に入社し、当時の社長には3年で仕事を全て覚えて独立しますと伝えていました。
結果的には4年かかりましたが、独立して一人親方からスタートし、その後は職人仲間達が次々と集まり、2年で法人化に至りました。

事業承継を考えたきっかけは何ですか

私には息子が一人おりますが、最初から継がせる気はありませんでした。
もともと特定の社員に事業を継がせることを考えていたのですが、そのことを告げるとその社員が辞めてしまった経緯があり、それがM&Aによる事業承継を考えるきっかけとなりました。
お付き合いのある信金さんから何社か承継候補先の提案を受けたのですが納得のいく先がなく、当時は急ぐ理由もなかったので、積極的に候補先を探してはいませんでした。
しかし、2018年に体調を壊したことをきっかけに、本格的にM&Aを進めるため税務顧問先の担当の鈴木さんに相談し、かえでさんを紹介してもらうことになりました。

ご家族にはどのタイミングで相談されましたか

事業承継を考えていることは以前から伝えていましたが、お相手や方法など具体的なことは相談しませんでした。家族には秘密のままで、クロージングのぎりぎりまで家族には話しませんでした。

M&Aを検討するうえで、特に優先した条件は何ですか

社員の生活を守ることを第一に考えていました。弊社は一般の電気工事会社よりも賞与を含め給与水準が高く見られがちでしたが、電気工事の中でも計装工事という特殊な工事を行っていたので、その点をまず理解してもらえるお相手でなければ難しいと思っておりました。

相手を決めた理由・決めては何ですか

一番の理由は、人柄だと思います。

クロージング時の心境について教えてください。

クロージング当日の午後に従業員説明会を行いましたが、それまでは不安で眠れない日が何日も続いていました。従業員説明を終えたあとは一気に肩の荷が下りた気がしてほっとしました。
クロージングを迎える前は、もしかしたら反発する従業員も出てくるかと思って心配していました。クロージングを終えて実際のところは、心配とは裏腹にみんな張り切った様子だったので、個人的には少し寂しく思うところもありますが、反発する者や辞めてしまう者も出なかったので安心しました。

 

かえでファイナンシャルアドバイザリー株式会社

マネージャー

稲村 圭祐 Keisuke Inamura

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