アパレル・服飾雑貨M&A情報

アパレル・服飾雑貨とは(定義)

アパレル(apparel)とは「衣服」のことであり、アパレル・服飾雑貨業界とは衣服、靴、カバン、下着、アクセサリーなどの企画・生産・営業・販売までの一連の流通に含まれる業界を指します。
流行や市場の動向、消費者の消費志向に業界動向が左右されるため、非常に変化に富んだ業界と言えます。アパレル・服飾雑貨業界では、こうした動向を反映した多種多様な業態・規模を持つ企業が競合しています。


(業界団体):
 ・一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会
 ・社団法人日本ボディファッション協会

アパレル・服飾雑貨業界基本情報:(http://www.yano.co.jp/press/press.php/001174の情報を参照)

業界規模:約9兆円
前年比伸び率:1.3%

(数値は全て平成24年のもの)

アパレル・服飾雑貨業界の現状と動向:

アパレル業界は、世界的な不況の影響による個人消費の低迷、百貨店の業績不振、消費者の消費価値観の変化などの厳しい環境の中、多くの企業がコスト削減に励んできました。
 1990年代よりSPA(自社で製造から販売までを一括して管理する製造小売業。製造から小売までを統合した垂直統合度の高い販売業態。)型のビジネスモデルを採用する企業が、アパレル業界の環境変化に伴い、台頭・急増しました。
 消費者の購買意欲の低下から、百貨店販売中心の高価格路線のアパレルメーカーは苦戦していますが、一方で、SPAのファーストリテイリングやしまむらといった低価格路線のアパレルメーカーの業績は好調です。また、ファストファッション(最新の流行を採り入れながら低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドやその業態)の外資系企業が参入し、若者に支持されています。
 海外で積極的な動きを見せる企業もあります。西松屋チェーンは、海外からの直輸入を増やすことで品質の向上と低価格を実現させ、他社との差別化を図っています。また、ファーストリテイリングは「ユニクロ」のニューヨーク、パリ、ロンドンなどの海外主要都市への出店を進めています。
 長引く不況から厳しい状況が続いてきたアパレル・服飾雑貨業界ですが、平成24年の政権交代後の経済政策の影響もあり、回復基調に転じているといえます。一方で、アパレル・服飾雑貨の売上は流行や天候に左右されるため、不確定要素が多い業界でもあります。新たな販路の開拓や事業領域の拡大を目的としたM&Aや、国内需要の飽和を見越したファストファッションブランドによる海外進出のための現地法人の買収等、M&Aの果たす役割は大きいと考えられます。

アパレル・服飾雑貨業界の近年の主なM&A取引履歴:

取引日 売り手 買い手 備考
2014.09.17 ポイント、トリニティ・アーツ アダストリアホールディングス アダストリアホールディングス(東京都)は、完全子会社のポイント(同上)とトリニティ・アーツ(同上)を2015年3月に吸収合併すると発表。
2014.05.23 アンティローザ 健康コーポレーション 健康食品などのECを手掛ける健康コーポレーション(東京都)は、10~30歳代向けのアパレルメーカー、アンティローザ(同上)を買収し、完全子会社化した。
2014.03.10 エドウイン・ホールディングス 伊藤忠商事 伊藤忠商事(東京都)は、国内最大手のジーンズ製造・販売業者であるエドウイン・ホールディングス(同上)の全株式を取得し、完全子会社化する。
2013.06.17 ラ・エスト サマンサタバサ・ジャパンリミテッド サマンサタバサ・ジャパンリミテッド(東京都)は、「レストローズ」などを展開する婦人服アパレルのラ・エスト(同上)を買収。
2013.05.13 ソフ ジュングループ レディス・メンズファッション製品企画・製造・販売のジュングループ(東京)は、「ソフネット」を展開するメンズブランド、ソフの全株式を取得し、完全子会社化した。
2013.04.12 J&Mデヴィッドソン 八木通商 ファッション衣料・素材輸入などの八木通商(大阪府)は、バッグとレザーグッズ製造のJ&Mデヴィッドソン(イギリス)を買収した。
2013.04.12 レナウン 山東如意 中国の繊維メーカーである山東如意科技集団(中国山東省)は、経営再建中であったアパレルメーカーのレナウン(東京)を買収した。
2013.01.08 ポール・スチュアート 三井物産 三井物産(東京)は、有名ファッションブランドを展開するポール・スチュアート社(アメリカ)を買収、完全子会社化した。

アパレル・服飾雑貨業界の主要企業一覧:

証券コード 企業名 特徴
非上場 ワールド SPA業態の有力ブランドを複数擁する、神戸に本社を置く大手アパレルメーカー。
2685 アダストリアホールディングス カジュアル衣料品および雑貨を中心としたSPAブランドを展開する。「ローリーズファーム」や「グローバルワーク」などを展開する株式会社ポイントが主要子会社。
3002 グンゼ 男性用肌着・インナーを主とする日本の繊維メーカー。下着や肌着などのインナーでは業界随一の地位を維持している。
3591 ワコール 女性用下着販売が事業の中心。
3608 TSIホールディングス 2011年に東京スタイルとサンエー・インターナショナルが共同株式移転により設立。
7494 コナカ 東日本を中心に、「紳士服のコナカ」などを展開。
7545 西松屋チェーン 子供向け衣料品、および雑貨の販売小売店。低価格商品が魅力で、1990年代から急成長を遂げた。
8011 三陽商会 海外ブランドとのライセンス契約を行い、主に百貨店での販売を行うアパレルメーカー。「バーバリー」などがその代表であったが、2015年6月での終了を発表。
8016 オンワードホールディングス   自社ブランドのアパレルに加え、様々な海外ブランドともライセンス契約を締結している。自社ブランドについては、製造・企画を自社で行い、販売を百貨店で行うという伝統的なビジネスモデルを行う。
8214 AOKIホールディングス 紳士服の販売を主事業とする持株会社。
8227 しまむら 郊外を中心に多数の店舗を持つ衣料品チェーンストアを展開する企業。台湾などにも店舗を展開。
8219 青山商事 紳士服の製造、販売を行う。「洋服の青山」を展開。紳士服業界最大手。
9983 ファーストリテイリング 「ユニクロ」などを展開するアパレルメーカー。低価格・高品質を特徴とする世界的ファストファッション・ブランドへと成長を遂げた。

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