M&A情報を狙ったハッカー出現

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2014.12.3
昨日のフィナンシャルタイムズ紙の1面で紹介されていた記事ですが、 M&Aに携わっているすべての皆様に、ぜひ気をつけていただきたい内容でしたのでご紹介します。

記事によると、最近ハッカーが100社以上の事業会社、投資銀行、弁護士事務所のコンピューターを狙って、株価操作に利用できそうなM&Aに関する極秘情報を不正に入手していた。

手口としては、M&Aに関与している経営陣、経営企画担当者などのパソコンに侵入し、パスワードも入手して、M&Aに関するメールをターゲットに情報入手。特に医薬業界を狙い、新薬の許認可、M&A情報など株価に影響を与える情報が利用されたケースが多かったようです。

また、以前はこれほど大がかりなM&A情報を狙った手口は珍しく、個別のM&A案件において、交渉を有利に進めるために相手方の情報を仕入れる目的で行われていた場合が多かったとのことです。

皆様は、M&A情報のやりとりや保管には最大限の注意を払っておられると思いますが、この記事を奇貨として、プロジェクトコードによるM&A情報のやりとりの徹底、バーチャルデータールームのM&Aの初期段階からの徹底活用など、もう一段セキュリティレベルを上げる対策も必要かもしれません。

以上