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いちご、東京都心で不動産事業展開のセントロを約32億円で買収

2017年6月30日
不動産の価値向上・運用と太陽光等のクリーンエネルギー事業を中心に展開しているいちご【2337】は、
東京都心部を中心に不動産事業を展開するセントロの事業承継にあたり、
セントロの全株式を取得することを目的として組成された匿名組合(以下、本SPC)に出資し、
本SPCを連結子会社とすると発表した。
出資額は、約32億円。

いちごは、中期経営計画「Power Up 2019」において、
「成長と深化」を図り、企業力の一層の深掘りによる持続的成長を目指している。
セントロの全株式取得(以下、「本M&A」)は、心を込めて既存不動産に新しい価値を創造する、
いちごの心築(しんちく)事業とのシナジーが大きく、さらなる拡大に寄与するもの。

本M&Aの主な目的は以下のとおり。

① 収益基盤の拡大  
セントロは、東京都心部を中心に収益不動産事業を展開しており、
本年3月末時点で保有している 5億円前後を中心としたオフィス、
レジデンス等約50億円(簿価ベース)の不動産は、
 本年3月1日付で設立したいちごオーナーズ株式会社の対象規模とも合致していることから、今後のシナジーが期待される。

② ストレージという新たなアセットタイプへの新規参入による成長促進
セントロは 2社の子会社を有しており、100%子会社であるストレージプラスでは、
業界トップクラスのセキュリティと空調管理システムを完備するトランクルーム・レンタル収納を扱う屋内型のセルフストレージ事業を展開している。
国内のストレージ市場は、世帯当たりの供給数が米国と比較し10分の1以下の状況にあり、
今後の拡大が期待できることから、いちごのさらなる成長に寄与するものと考えている。
 ストレージプラスでは、東京都内、神奈川、札幌に全20店舗(本年中に開業予定の店舗含む)を展開しており、
各店舗において旺盛な需要を獲得している。
いちごにおいては、新たなアセットタイプへの参入をひとつの成長ドライバーとし、長期安定的な収益の獲得によるストック収益の成長を図る。

③ クリーンエネルギー事業のさらなる発展
セントロが株式の65%を保有する子会社であるテヌートは、
再生可能エネルギー時代に見合ったCO2の有効活用として、産業界で排出される CO2を分離回収し、
効率的に施用するシステムの普及等による農業事業の活性化を図っている。 
サステナブル(持続可能)な社会形成に寄与し、
地域および地球に優しいクリーンエネルギー事業を推進するいちごECOエナジーとの親和性も高く、
今後、地域との連携にも貢献するものと考えている。


(2017/6/30 M&Aタイムス http://ma-times.jp/52128.html)